僕の一人暮らし
去年11月中旬位に家族全員に理由もなく責められて12月1日から一人暮らしを始めて今月で三ヶ月目。
早い物で一人暮らしも慣れて来ました。
自炊やら買い物、洗濯だったり。
ただ男の一人暮らしだとどうしても洗濯機に頼らず近所のコインランドリーにお邪魔することが多々あるのです。
自炊で言うと近所の1円でも安いスーパーを探して1時間・・・酷い時には2時間街を彷徨うことも多々あり。
自転車はあるけれどパンクしているので実家に置いて来たので徒歩で1時間程彷徨うのは結構きついものがあります。
ただ、32年間実家で自由と言うものを感じたことがないので、ある意味で自由を手にした・・・大げさに言うとプリズンブレイクとでも言いますか。
そんな感じです。
音楽をやっているが故にある程度音が出せて家賃が抑えられて・・・となると駅から距離のあるところになりますが、2DKで部屋もさほど悪くない広さで、音楽は勿論、日常生活を送るにも快適な住まいです。
大家さんの敷地内に入らないと自宅に入れないと言う点を除けば素晴らしい空間。
そんな暮らしにももう慣れて来て、普段はやることやって、時間を見つけて曲を作ったり、歌詞を書いたり、レコーディングをしたりしている日常。
書く歌詞の内容も変わって来たように思います。
前まで暗い内容・・・今でも暗いけれど、割と最近は暗いけれど、何か違う感じになったかなと。
ただ、今でもそうですけれども、実家で自由はあったけれど、拘束された中での自由、人権の蹂躙をされた中での自由だったからか、自由に過ごしていい時間や空間を手にして、地獄から脱した気持ちもあるけれど、自由に過ごす方法が分からなかったりする自分もいるのが現実。
自由人でいたつもりが、本当の自由な時間と空間を手にすると狼狽えてしまってまだその辺りはこれから慣れて行くんだろうな、と思います。
僕にとっての一人暮らしはようやく手にした失くしていた、失くされていた時間を取り戻す作業なのかなと。
それは自由な時間であったり、一人での時間だったり、または人として大事な時間を取り戻すためのプロセスと言うか。
そんなように思うのは大げさでしょうか?
一人暮らしを始めて今に至るまで結構満喫することが多々あるのです。
最初は新しい環境に適応するのに時間がかかったけれど徐々にこの部屋にいる時が一番癒されるなぁと。
ただ、部屋が広いが故に使い方、ちょっと間違えたか?とも思う時はあるけれど、後悔はないです。
三ヶ月経って、ようやく人として0からではあるけれども再スタート出来る気がします。
この部屋でここにいながらにして人としても音楽家としても成長出来ればいいな、と思いながら生きております。
なんか、僕らしくない真面目な文章になったな。