HMV新宿
今日、久し振りに新宿アルタのHMVさんにお邪魔してレコードを掘り掘りして来たのです。
JazzやSoul/Funkの棚を中心に拝見させて頂いたのですが、やっぱりレコードを掘る時は楽しい。
僕の場合、試聴も検盤もしないで買うのでジャケットと年代の勘の勝負だけど、結構それが楽しいのです。
ただRock/Punkまで見れなかったのがもったいないなぁと言うか残念だったので次回はそっち方面もくまなく掘り掘りさせて頂きたい次第です。
そして、目を疑ったのですが・・・
日本語ラップサンプリングソースみたいなコーナーがあって驚いたし二度見もしてしまいました。
日本語のラップ、ヒップホップが大きくなった!みたいな感じでちょっと個人的に嬉しさを感じつつあえてその棚はスルー。
何故かと言うとTwitterで言ったことに加えて人が価値を見いだした盤や曲も素晴らしいけれど、誰も着目、注目してないものに価値を見いだす美学もあってもいいのかなぁって言う。
確か沖野修也さんも同じことをDJ KAWASAKIさんやROOT SOULさんとの対談で語っていた気がしなくもないんですけれども、誰も価値を見いだしていないからこその掘る美学。
ある意味究極の掘りのIzm・・・Digizm・・・う〜ん、読み方的にカッコいいのか悪いのか。
ただ、勘違いして頂きたくないのは日本語ラップやヒップホップがここまで注目されている現状が一プレイヤーとしてでもそうですしリスナーとしても言えるんですけれどもキタコレー!的な嬉しさがあるんです。
今まで「Rap=チェケラッチョ」みたいなちょっと馬鹿にされている風潮があった中で(今なお続いているふしはありますけど)レコード屋さんで日本語ラップのサンプリングソースを販売すると言うことはその使われたネタでさらに新たなクラシックが生まれる可能性だってあるわけですから。
またはDJで今なおアナログでプレイする人がそのサンプリングした曲の前後に元ネタを関連づけてかけたりなんてことも想像に難くないわけです。
なので、ちょっと・・・いや、だいぶ、かなり嬉しかったのですが、残念ながらあえてのスルー。
別の堀りの美学を優先してしまったのです。
ただ今になって思うのですがちょっともったいなかったなぁって。
新宿のHMV・・・侮れない・・・。