マイノリティにとってのこの国
前々から思っていたのですが、この国、と言うか社会の風潮と言った方がいいのかも知れませんけれども、マイノリティは慎ましく大人しくマジョリティに見下されて大人しくしてればいい、みたいな感じを受けるんです。
例えば着る服とかに関してもダサくなくちゃいけないとか、夢を持つべきじゃない、とか。
そんな空気を感じるのです。
上手くは言語化出来ないのですが、分かる人には分かると思います。
マイノリティにだって人権はあるし、マジョリティと同様に生きる資格だってあるはずなのに、みすぼらしい格好をして大人しくしてろ、と言う風潮。
でも、多数派がそれを許さないんですよね。
マイノリティにとってこの国は酷く窮屈で地獄のような世界なのです。
多分、いくら総理大臣とかが変わったり、政権を誰が持っても、道徳をまともに教えられてない、または道徳を無視するマジョリティが今も多くいる時点でマイノリティにとって生き辛い世の中は変わることはないんだな、って思います。
マジョリティの意識が変わればマイノリティも生き易い世の中になるとは思いますが、恐らくそう簡単に変わらないんだろうなと。
そんなことをぼんやりと思ったのです。