分かる人には分かる話
サンプリングをメインに今もなお曲を作っている人だったら分かると思うのですが、日常生活で音楽を聴いていて急に
「!」
と耳が反応することがあると思うのです。
言葉に出来ないので(MCなのに語彙力が・・・)「!」と言うマークになってしまいましたが。。
「こここうしたらカッコよくなる!」
とか
「ここループ出来る!」
とかそう言うのに反応する感覚。
しかも反応するところは人によって異なるのです。
あれです。
AVとか見てて抜けるところが各々違う感覚。
そう言えばサンプリングで曲を作っていない男子にも共感して頂けるかと。
女子にも分かり易く言えば恋愛ドラマで自分がシンクロする対象が各自異なるあの感覚。
これ言うと女子に怒られそうですけど。
でも、そう言う感覚ですよ。
Pete RockがプロデュースしたNasの"World Is Your"なんて抜けそうなところは多々あるのにあそこの部分を抜いて来るのはあれは抜ける感覚が人と異なるからだと思っています。
冒頭から使える部分もあれば、曲の途中から使えるところもあったり。
もっと言えばサンプリングの素材として使えるジャンルも人によって異なるのです。
それがJazzなのかSoulなのかFunkなのかRockなのかPunkなのかそれは人に寄り切り。
Punk!?と思った方もいると思いますけど、ビースティーボーイズがその顕著な例。
ちょっと声が入ってたりするのもカニエウェストやネプチューンズ以降からありになったり。
最近はそれやってないですけど。
33回転を45回転にするとかの手法もあったり。
ただ、最近サンプリングが主流とは言い難くなってきたので、中々この手の話が通ずる方が少ないのが悲しい・・・。
そんなことを思いながら今日もネタ探し。曲を作り直す作業がまだ終わってないのです。