僕とMPC
先程ビートを組み終わって、ミックスする前にちょっと一休みのために徒然と。
僕は16〜17歳位の頃に最初はACIDと言うソフトで曲を作っており、20歳位の頃にMPC(初代2000XL)を手にして、そこから色々瞑想しながらMPCを使い続けているわけです。
理由としては使い勝手の良さと楽しみ方。
後は今の現行のソフトなどでは味わえないちょっとしたぽんこつ感。
このぽんこつ感があるから今もビートメイク作業は続いているのかも知れません。
適度なぽんこつ感。
そこが素晴らしい。
ビートの作り方は大体サンプリングのネタを聴いた時決ります。
そのネタがどうしたら活きるのかが、同時に生き返るのかを模索するのにかかるのは多分、イントロ8小節聴けば大体分かるのではないでしょうか?
前にも書いたと思いますが、切り刻み組み替えるか、まんま使うか。
イントロ8小節で決ります。
有名な人が使ったネタだったら遠慮なく切り刻みますが(笑)。
そこで、ネタの使い方が決ったら今度はネタに合うドラムの音が浮かんで来て、ドラムのサンプルを探して、切り刻んで組み替えてって言う作業。
慣れると結構面白いのです。
そしてネタの使い方と同時にドラムの音が浮かんで来る感覚・・・たぶん、分かる人には分かるのだと思います。
同じくMPCを使ってビートを作っている人には。
ただ、MPCに適している人って多分、どこかぽんこつで頭が柔軟性のある人じゃないと難しい気はするんですよね。
特にヴィンテージのやつを使うとなった場合。
まぁ、音楽をやるにあたって、どこかぽんこつで(同時に自分のことをぽんこつと認識で来てるスキルも必要)頭が柔軟な人じゃないと長続きしないんじゃないかな、と思います。
と、言うか、ものづくり全般に言えることかも。
とりあえず着地点が見つからなくなってきたので、人間よ、ぽんこつであれ!って言うお話だったと言うことで(苦笑)。