蔵人的駄文日記

MC/DJ/Beat Makert/Producerなどなど行なう蔵人 a.k.a. DJ 雨宮龍之介の日記。適当にゆるく更新中。

前から思っていたこと( #HipHop について)

以前からHipHop・・・邦洋問わずHipHopの文化においてのRap、MCで歌詞が優れている方々の作品って別に教科書に掲載しても違和感がないんじゃないかなって思うのです。

それこそオールドスクールで言えばRakimだったり、Slick Lick、KRS-Oneだったり。

ニュースクールで言えばやっぱりCommonだったり。

 

それ以外にも歌詞が優れているMCの作品はたくさんありますよね?

日本人でも、Rhymesterや、狐火さん、神門さん、そしていとうせいこうさんなどなど。

数えるときりがないのですよ。

 

でも、多分まだHipHopのパブリックイメージがヤンキー文化だったり即興での口喧嘩だったりとあまりまだちゃんと作品的に素晴らしいものを評価するところまでは来ていないのかなと。

 

それこそ、歴史を知ることも大事ですけど、同時に語彙力と表現力がMCには求められているのではないかなと思うのです。

他の音楽と差別化を本気で図りたいなら、ちゃんと即興だけではなく、作品単位でも素晴らしいものを作らないと、いつまでもHipHopこのままなんじゃないかな?

と思う訳です。

こと日本において。

 

もっと欲を言えば日本人のMCがグラミー取ってもいいじゃないか、と。

聴かず嫌いしているHipHop舐め腐って来た奴らの襟を正させないといかんだろ、と。

 

更に言えばもうちょっとな気はするんです。

KOHHさんとかSky-Hiさんとか世界的に活動をしている中でそれが引き金になって触発されて

「自分たちもやらなくちゃ!」

みたいな人達が絶対に出て来るはずなんです。

 

それは即興も作品も完璧な人だと思うのですよ。

 

ちょっとした予感なんですけど、PUNPEEさんが来年辺りに世界を股にかけて活動をし出すんじゃないかな、と。

あくまでも予感ですけどね。

 

自分も一プレイヤーの一人として、頑張らないと行けないなと襟を正しているわけですけど。

 

多分、日本のHipHopがちゃんと評価されるのってもうちょっとの未来、と言うか、もうそこまで来ているんじゃないかな、と思うのです。

そんなことを思う32歳の夜。