僕とレコード
普段から家で音楽を聴く時にレコードで聴くことが多い僕です。
レコードであればなんでもいいってわけではないけれど、暫く経って聴き返すと
「お、これ意外といいな」
なんて再発見も多々あったり。
後、Groove誌でのMUROさんとクボタタケシさんの対談でMUROさんがおっしゃっていた
「三日間レコード屋に行かないと震えが出て来る」
の言葉が今になって分かって来たのです。
然程レコードを所有しているわけではないのですが、なんとなくレコードと言うもの自体が好きなんでしょうね。
後、いい音楽はあえてアナログで聴きたいと言いますか。
何よりも古いCD登場以前の音源でアナログしかないものがまだあったりするので、それを発掘したいんです。
「誰も知らない盤は安い」
の弁は読んだ当時から深く頷くものでした。
やっぱり誰も知らない、または知っていても価値を見いだされていないものに価値を見出すこと・・・。
例えば僕で言えばサンプリングで使ったり、DJとしてかけたり。
僕みたいな無名なアーティストがそれをやる意味があるのかって話ですけど。
ただ、無意味ではないかなとも思ったり。
PCでDJをやる人を否定するつもりもないし、利便性は分かるし、全然ありだと思うんです。
時々PCでDJをやる方を羨ましいと感じたりすることもありますしね。
でも、僕はDJをする時はアナログレコードでプレイするのです。
理由として、僕が見て来た先輩達がアナログだったからと言うのも大きく、後、MCがDJをやるのにやっぱり重たい思いをしてでもアナログでやらないとアナログで今も現役でプレイしているDJに対して失礼に当たるかな、とも感じるんです。
後、単純に掘るのが楽しいので(笑)。
みんなが知っている曲じゃなくて、あえて誰も知らない曲をかけるって言う。
中々難しいんですけどね。
サンプリングだったら全然違う物の見方をされるのでしょうけれども。
HipHopのイベントでも平気な顔してJazzとかSoulとかFunkとかかけ出しますから。
奇人変人の領域です。
万人受けは狙ってないのです。別について来れる人だけって言う訳でもないし。
ただ、いい曲を紹介してそれでみんなが気に入って反応してくれたらいいかなって。
やっぱり今でもMCなので、Rapをメインに活動しているわけですけど、先に書きましたがアナログで現役でプレイなさっている方に対して失礼な真似をしたくないのと、何より知識量等を増やさないと、これから先生き残ることが出来ないかなと思うのです。
常にアンテナを張っていないと。
まぁ、要するにワタクシ、もうこの文章を読んで頂けた方にはもうお分かりになられている方が多いかと思いますが奇人変人のひねくれ者なんです。
う〜ん。これを書いていてレコードをまた掘りたくなって来ました(笑)。